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25周年に想うこと
1986年10月24日に最初の店
「BEERBELLY」をオープンして
「BRIAN CLOTHING」「GARDENIA」を経て
今日でもう25年が経ちました。
短かったような、長かったような、、、

HISTORY

そして今私達「RONDE」「PIRACONIA」は
ずっと携わってきた
アンティーク&ヴィンテージの
取り扱いから
「Django Atour/ジャンゴ・アトゥール」
というブランドの製作・販売に
シフトチェンジしました。
しかし、ジャンゴと
アンティーク&ヴィンテージは
切っても切れません。


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ジャンゴ・アトゥールと
アンティーク&ヴィンテージの
関係とは?

私がアンティークやヴィンテージに
魅せられた理由。
それは、、、
古~いモノ達の中に垣間見える
“エロティシズム”です。


全てのアンティークやヴィンテージに
興味があったわけではありません。
エロス(色気)を感じる
そして自分の美意識に合ったものに
魅かれてきました。
雑誌に紹介されてるレアものの
ヴィンテージ等には
全く興味がありませんでした。
デザイン、ディテールはもちろんですが
汚れ、破れ、サビ、等々。
そして長い年月を経てきたものだけに
醸し出される風格を宿したもの。
その朽ち落ちる前の姿(オーラ)に
真の「美」(エロス)を感じてきました。

それは、当時の労働者達の写真を見て
日々の過酷な労働でボロボロになった
服を身に纏い
誇らしげな顔をしたその姿
にエロス(色気)を感じ
「カッコエエーーーッ!!」
と言ってしまうのも
同じ感覚なのかもしれません。

そうやって独自の美意識で
アンティークやヴィンテージを
“見てきて感じてきた”
私達が妄想し創り出すのが
「ジャンゴ・アトゥール」です。


ジャンゴの服達も
当時の労働者達の服のように
ボロボロになって
「もう着れんなぁ~」
という頃が一番カッコイイと思います。
その瞬間をイメージ(妄想)して
作ってますから。


25周年に想うこと_f0202785_2233730.jpg
アンティークやヴィンテージの
裏に潜むエロス。
当時のアンダーグラウンドな
労働者、芸術家、ミュージシャン等々の
姿に垣間見えるエロス。
それがジャンゴの根底には
しっかりと根付いています!!



ジャンゴの作り出す服の
表面的なもの(デザイン・ディテール)
だけではなくその裏に潜む
目に見えない心の奥で感じる部分を
(哲学、美意識など、ディープな精神性)
しっかり理解してくれる
ブラザー達の存在なくしてジャンゴは
成り立ちません。
ジャンゴをこよなく愛してくれる
全ての人達に感謝です。

いろんな事があったけど
おかげさまでなんとか25年間続けて
やってこれました。
そして、今が一番楽しく仕事(店)を
やれてます。

「みんなぁ、ほんとにありがと~!!」




このブログで自分の想いも色々と
書き込んでますが
ディープな話しはなかなか
ブログでは表現出来ません。
店では色んな深い話しが
出来るのですが、、、
そしたら、もっとのディープな部分も
理解して頂けるかもしれません。
遠方の方でももし機会があったら
ぜひ店に遊びに来て下さいね!


Django Atour
[WEBSITE]





by rondeism2 | 2011-10-24 09:10 | ジャンゴとは
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