カテゴリ:ロンドの装道( 6 )
ロンドの装道(6)

私服で通勤・仕事が出来ないという方は
ほんと休日しかジャンゴを着る機会がないと思います。
実際、そういう声もよく聞きます。

でも、こんなお客さんもいらっしゃいます。

「休みの時は、一日に2回着替えてるんですよ(笑)」

「休日は、起きてジャンゴに着替えて
出掛ける時にまたジャンゴに着替えて
帰ってきてまたジャンゴに着替えてます(笑)」

「仕事から帰ってきたら、出掛けなくても
ジャンゴに着替えてるんですよ(笑)」

こんなお客さんも、、、

「ジャンゴを買った日は必ずそれを着て呑みに行ってます(笑)」


笑ってしまうけど、こんな話を聞くと最高に嬉しいです。

自分で“ワクワク”を見つけてお洒落(ジャンゴ)を楽しむ。
これぞ、「ロンドの装道」ですねぇ。
色んな“ワクワク”は、自分が気付かないところに
いっぱい転がってるみたいですよぉ。




“装う”ことは、人生に彩りを与えてくれるとっても大切なものだと思います。




昨日はロンドで、お洒落なカワイ子ちゃんと一緒に
即興ライヴをしました。楽しかったぁ。
La REVUのメンバーにしようかな(笑)。
これは私の“ワクワク”です。




[PR]
by rondeism2 | 2017-01-10 21:57 | ロンドの装道
ロンドの装道(5)

<美術鑑賞のお勧め>

絵画、造形や、器などの陶芸、オブジェ等々
古いものから近代のものまで、、、
作品集など印刷されたもので見るのもよいのですが
やはり、美術館やギャラリーなどで実際に本物を見に行くことを
お勧めします。
作品集と本物(実物)とでは同じものでも全く違います。
その作品の質感、存在感、作者の想いなど
作品の前に立って、自分の眼で見て感じることが重要だと思うのです。
やはり、印刷や映像で紹介されたものでは
その作品の一番大切なところが伝わってきません。

それは、美術だけでなく、音楽や演劇やスポーツなどでも
同じことが言えると思います。
その場の空気感・臨場感を身体全部(五感)で感じることが大切ですね。



作品を見て、どこが良いのかは分からなくてよいと思うのです。
“見る”という行動が大切なんだと思います。
その中で自分の琴線に触れたものが有ったら、それを調べてみる。
そうやって体験して蓄積されていったもので感性が育っていくと
色のバランス、構図のバランス、形のバランスなどが自然と身に付き
自分の着こなしに役立つのです。

それは着こなしだけでなく、例えば料理人だったら、、、
料理の盛り付けや店内の設えなどに。
他にも、いろんなことに役立つと思いますよぉ。



私が思うに、名作・名品といわれるものだけを見るよりも
興味を惹くものだったら、有名無名、良し悪しに拘らずに
観賞した方がよいと思いますよ。
“今、眼の前にあるものを見て自分がどう感じるか”
の方を大切にした方が良いと思いますから。
何でも、良し悪し、裏表を知ることは大事ですからね。

ちなみに私は、特に美術などに関しては
前以って下調べをして予備知識を入れて行くことをしません。
予備知識があるとどうしてもそれに囚われてしまうので。
見えないものを読み取ったりと自由に自分の感性で楽しみたいんです。
見て感じた後に、どうしても知りたいことがあったら
その作品の説明を見たり、後で調べたりすることはあります。


まぁ、それぞれ自分に合った観賞で楽しむのが一番イイですね。



“装う”ことは、人生に彩りを与えてくれるとっても大切なものだと思います。




[PR]
by rondeism2 | 2015-06-09 22:00 | ロンドの装道
ロンドの装道(4)

江戸時代の茶人“川上不白(ふはく)”が残した言葉で
「守・破・離(しゅはり)」という教えがあります。
これは、能を確立した“世阿弥”(室町時代)の教え
「序・破・急(じょはきゅう)」を茶道で発展させたものと言われ
“千利休”(安土桃山時代)の「規矩作法(きくさほう)」
守りつくして破るとも離るるとても本(基本・本質)を忘るな
を、受け継いだ教えだそうです。


「守」とは、、、
師や先人の型・形に縛られた段階。

「破」とは、、、
「守」を守りつつも一歩抜けた状態で
型・形に否定的な部分を見出だし
新しい考えや工夫を加え応用のきく状態。

「離」とは、、、
自分独自の世界を創造する領域。

型は常に同じものではなく時代に伴い変化していくもの。



この教えは"BRIAN CLOTHING"からずっと続けてきた
「装道」と重なると思います。

まずは、古い時代の写真だったり、映画だったり、お洒落な人だったり
自分がカッコイイと思った着こなしを参考にしたモノマネから始まり(守)、
そしてその物事の基本・本質を忘れずに
自分なりの着こなしを見つけ工夫をしていき(破)、
今までの自分の装いを超える自分“らしい”
装いと世界観を創造していく(離)。
そして、自分“らしい”装いを見つけても
その基本・本質は忘れてはいけないということです。

当時のスタイルをそのまんま再現(コスプレ)するところから始まっても
それを基本に、自分“らしい”オリジナリティ(自分のスタイル)を追求していくところに
お洒落の醍醐味と真のカッコ良さがあるのではないかと思います。
(そして最終的にはその「自分“らしい”」という言葉さえも必要なくなるのでしょう)
これが私達の言う「クラシック&モダーン」の意味であり、面白味です。


この「守・破・離」は武道でも使われますが
人生においても素晴らしい教えですね。
仕事でも、スポーツでも、なんでもそうですが
「守」で基本をしっかり身に付けることが
とても大切になると思います。
それがあって、「破」「離」へと繋がるのですから。



“装う”ことは、人生に彩りを与えてくれるとっても大切なものだと思います。




[PR]
by rondeism2 | 2015-04-08 22:04 | ロンドの装道
ロンドの装道(3)

昨日と今日と同じ服を着こなしても、面白いもので
昨日はイケてるなぁ~と思っていたのが
今日はなんかピンとこなかったりすることがあります。
これはやはり、その日の気分であったり
シチュエーションであったりと
いろんなことが原因なんでしょう。
茶道の「一期一会」と同じように
たとえ同じ服を着ていても
その日の着こなしはその日だけの着こなし
ということなんでしょうね。

同じ服を着ていても、、、
ボタンの掛け方を変えたり、襟の表情を変えたり
パンツの裾をロールアップしたり
小物やアクセを付けたりと
ちょっと工夫をするだけで見え方が違ってきます。
そうすると気分も違ってきます。

このように着こなしは
例え同じ服を着ていてもちょっとした創意工夫で
色~んな着こなしを楽しめるんです。
更に、シャツを替えたりパンツを替えたりすると
妄想がもっと膨らんでいくんですよね~。

そんな感じで日々の装いも「一期一会」を楽しみたいものです。



“装う”ことは、人生に彩りを与えてくれるとっても大切なものだと思います。




[PR]
by rondeism2 | 2015-03-09 22:53 | ロンドの装道
ロンドの装道(2)

何事にでも“五感で感じる”ことがとても大切なことだと思います。

実際に目でみたり、手で触ったり、匂いを嗅いだり、耳で聴いたりと
身体で感じている。そして、心で想う。
それを「身口意(しんくい)」と言うのだそうです。


身体の使えるもの全てを使って感じることに
センスを磨くうえで大切なものがあるように思うのです。
そうやって意識して日々を楽しんでいると
それは、お洒落のセンスを磨くだけでなく
ものの見方でであったり、感じ方であったり
必ず何かの役に立ちます。それは、実体験で感じました。

陽明学者“安岡正篤”が言うように
「感じたり、経験したりしたことは、決して無くなってしまうものではなく
物質の不滅であるがごとく不滅であって
みな意識の深層に沈潜しておる
そして、何かの拍子にふと意識に浮かんでくる。」
にも通ずるものがあります。


意識して“五感で感じる”ことで、それを楽しむことで
全ての“もの”や“こと”が円(縁)になって繋がっていくのではないでしょうか。



“装う”ことは、人生に彩りを与えてくれるとっても大切なものだと思います。




[PR]
by rondeism2 | 2015-02-07 21:51 | ロンドの装道
ロンドの装道(1)

外見で人を判断するなとは言いますが、ほぼ判断出来ると思うのです。
だからこそ身形(装うこと)ってすごく大切なことだと思います。



"BRIAN CLOTHING" "GARDENIA" "RONDE" と
常連さんに「自分にとってここは店というより道場です」とよく言われました。
それはこういうことなのかも、、、

「ロンドの装道」とは・・・
(着物の装道とは別のものになります)

“装う”ことを通して、センスを磨き、精神を磨き、
人生を豊かなものにすることを目的としています。
どんなにイイ服をいっぱい持っていても
どんなに装って外見がカッコよくても
内なる精神が良くなかったら?
と、そういうところを大切にしています。

その為には“どうしたら良いのか?”
それを“装い”で上手く表現出来ればという想いで今までやってきました。


ただカッコイイ着こなしをするとかだけではなく「道」という考え方です。
ただその技術だけを向上させるというのではく
武道とか茶道とかと同じように「道」の精神を意識してきました。

服のことだけでなく、自然に触れたりだとか、美術を鑑賞したりだとか、
美味しいものを食べたりだとか、
五感で感じたものや体験したものを
自分のフィルターを通して“装い”に反映させていく。
そして、“装う”という行為を通して精神(魂)を磨く。

精神を磨くと言っても「聖人君子になりましょう」というものではありません。
まぁ私自身が100%良い人間ではありませんし
お蔭さまで悪い(毒の)部分もいっぱい持ち合わせていますから。
それはそれで良いと思っています。
ここで言う“精神を磨く”とは
その悪い部分も受け入れ自分そのものと向き合って
自分“らしさ”(個性)を形成していくという意味です。
それが表面的な“装い”のカッコよさと相まった時に
その人独自のカッコよさが着こなしで表現されるのではないでしょうか。

最初は人マネから始まっても
それを試行錯誤し自分のオリジナリティーとして昇華させていく
そういう人の着こなしはやっぱりカッコイイです。
ファッション誌の提案するものや流行のものなどとは
全く別次元のカッコよさが好きなんですよね。
そういう意味でも、ロンドの常連さん達にはすごく刺激を受けています。


「ロンドの装道」はお客さんに強要するものではありません。
お洒落には色んな楽しみ方があると思います。
これは私の“装い”に対する楽しみ方なので
色んな楽しみ方の中の一つだと受け取って頂ければと思います。




ダラダラと長く難しく書きましたが、ようするに、、、
お洒落するのが、バカが付く位大っ好きっちゅうだけなんですけどね(笑)。
自分なりの“装い”の楽しみ方を見つけると
お洒落することがもっともっと楽しいものになりますよ~。

“装う”ことは、人生に彩りを与えてくれるとっても大切なものだと思います。




先日、60歳過ぎのお客さんが
1時間以上かけてパンツをいっぱい試着されました。
そして帰り際に
「楽しかった~~~っ。」
と言って店を出て行かれました。
(もちろん購入して頂けましたよ)
その言葉を聞いて、私はす~ごく嬉しかったです。
お洒落を楽しむカッコイイ60代ですよぉ。




[PR]
by rondeism2 | 2015-01-23 22:29 | ロンドの装道