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自然と生命

沢山の生物や植物との共存、共生することで
命が伝えられます。
例えば「バイ菌」がいるのにも意味がある。
「バイ菌」さえもいなくなったら
人間も滅びるのです。
それぞれがみんな共存して
命を伝えてくれています。
そのお蔭で人間も命が伝えられるんです。
命とはみんなで伝えるものなのです。
人間が自分の欲だけで
虫を殺し、植物を切ってしまったり
バイ菌を殺してしまったら
やがて人間も滅びるということです。

<春日大社宮司:故 葉室頼昭氏の言葉>



地水火風、つまり、土、水、太陽、空気
自然ですわな。
そのうちのどれ一つ欠けても
生き物が育たんということです。
空気がなかったら
水がなかったら
人間もなにもかもこの地球には
存在しませんのや。
人間は草や木と同じように自然というものに
生かされてるんですな。
そやからもっと感謝の念を
持たんとあかんのと違いますやろか。

<宮大工棟梁:故 西岡常一氏の言葉>



「万法に証せらるるなり」
人間はあらゆる事柄に支えられて生きている
つまり、自然(植物)や動物と共に
支え合って生きてる
花や木と語らい、動物と語り合うという
宗教的情緒が無い宗教というのは
宗教として欠陥を持っているのではないかと
思えるのです。

<龍源寺住職:故 松原泰道氏の言葉>


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こういう話を聞くと、、、
今この地球に一番必要無いものは
「人間」ではないのでは?
と思ってしまいます。
全てが便利で簡単に手に入る世の中に
なればなるほど
こういう大切なことに
気づかなくなっていくような
気がしてなりませんね。


そして最後にこちらの言葉を。

自然というものは
微妙ですが素晴らしいバランスで
私達を包み込んでくれている。
人間がどのような知識や技術を
もってしても
創り上げることの出来ない世界に
包まれている。
いったい誰が何のために
創ったんだろうと考えると
自然に天を仰ぎ手を合わせて
「ありがとうございます」と
感謝してしまう。
考えても分からないことを
何で? どうして? と
いつまでも囚われているより
今ここに存在している自分に
感謝し生きていきたい。

<慈眼寺住職:塩沼亮潤氏の言葉>




by rondeism2 | 2014-07-28 21:52 | ロンドイズム
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