この本は、以前紹介した「弓と禅」の“オイゲン・ヘリゲル”の著書です。 全122頁と薄い本(文庫)でしたがかなり濃い内容でした。
意志をもって矢を放つのではなく 矢がひとりでに離れるまで待っていることを 学ばなければならない。 <阿波師範の教え>
意識的に「無心」になろうとする著者が 「無心」の本当の意味を理解するまで そして、その「無心」を体感出来るまでの経緯がとても興味深く 私にとってもすごく為になりました。 「狙わずに中(あ)てる、、、」この意味が実に深いです。
<文中より> 弓術は、弓と矢をもって 外的に何事かを行おうとするのではなく 自分自身を相手にして 内的に何事かを果たそうとする意味をもっている。 それゆえ弓と矢は 必ずしも弓と矢を必要としないある事の いわば仮託に過ぎない。 目的に至る道であって目的そのものではない。 この道の通じるべき目的そのものは 簡単に言っていまえば 神秘的合一、神性との一致、仏陀の発現である。
経験でしか得ることの出来ない 本当の「無心」という境地を一度体感してみたいですねぇ。
by rondeism2
| 2015-08-03 21:34
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洒落者にはエロスのような悦楽の遊び心が存在する
by rondeism2
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