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読書:「葉隠」

「葉隠」の真髄は、、、
自分が納得のいく生き方をすること
と思えば良い。
人生は自分のものであり
修行と思えば辛くもあり
常に思い通りいかないが
全て成就する時が到来すると思えば
悔いの無いように闊達に
楽しい日常となる。

読書:「葉隠」_f0202785_2127264.jpg

「葉隠」の全項の中から
この本は入門編として53項目について
分かりやすく解説されています。
そして他の27項目の言葉の紹介も。

「葉隠」と言えば
「武士道というは死ぬ事と見付けたり」
が有名な言葉ですが
これは、私心を捨て死の覚悟をもって
公務に尽くす
葉隠武士の行動原理を表現した
言葉だそうです。
生命の出し惜しみをしない
生き方を言っており
楽しめ、努めよ、己を捨て、
小さなことには拘らず
成就ということはなし
人生常に前を見て、心を込めて、
楽しく生きよという教えです。



<文中より>
「只今が其の時、其の時が只今也」
今という時は、過去から未来へと伸び
線上のわずかな一点に
示されるものではない。
今という時間は過去の全てであり
未来の全てを示している線上に
あるのではなく
独立した質量によって膨張したり縮小する
「まり」のようなものだ。
この今が生きている時であり
この今こそが大切である。
この今が充実しているか。
この今が喜びに触れているか。
この今が輝いているか。
いざという時が、この今にある。



「葉隠」の四誓願
武士道においておくれ取り申すまじき事
(公に尽くす人の道)
主君の御用に立つべき事
(会社を思う)
親に孝行仕えるべき事
(親を思う)
大慈悲を起こし人の為になるべき事
(強い思い遣り)




欧米にも大きな反響を与えている
「葉隠」の教えには
生きる為の心構えや英知が
いっぱい詰まっています。
当時の教育の質の高さには驚きますねぇ。
300年も前に書かれたものですが
今だからこそ読む価値が
あるのではないかと思います。
哲学書としてもこれはお勧めです。

今度は、三島由紀夫の「葉隠入門」を
読んでみようと思います。




by rondeism2 | 2016-11-11 21:39 | 読書
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