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読書:「伊勢神宮の知恵」

神宮禰宜の“河合真如”氏による
神宮一つ一つの知恵や工夫について
書かれた本です。
その発想の素晴らしさに
驚かされました。

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伊勢の深い森の中に
世界で一番古く新しいものが
存在する

建築家:アントニオ・レイモンド の言葉


神宮は、ヨーロッパ等の遺跡のように
朽ちていく遺跡とは違い
常に瑞々しいという常若の思想で
建て替えられています(式年遷宮)。
20年ごとに建て替えられるその理由が
技術の伝承ということだけではなく
その存在価値と日本人の美学に与えた影響等
知らなかったことが沢山書かれていました。

神話、そして日本の美しい自然
更に、稲(稲作)が
どう日本・日本人を形成してきたのか
とても興味深く
日本人の思想の一つ一つに感銘しました。



<文中より>
人の心は、悪意によって傷付きます。
人は性善であるか、性悪であるか
という議論があります。
これは、タマゴが先か、ニワトリが先か
という問題と同じです。
大切なのは、説の証明ではありません。
善と悪を認識した上で
自分がどう生きるかこそが問題なのです。




直線式の材で構成される「神明造」の神殿は
とても質素でありながらも
凛として、とても美しいです。
(美しい写真も数多く掲載されています)
一年を通して行われている神事も
興味深いですねぇ。


20代の頃に一度しか参拝したことがなく
この年齢になり
その有難さをものすごく感じるようになり
ぜひまた、参拝させて頂きたい
と思っています。




by rondeism2 | 2017-06-12 21:25 | 読書
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